現場の場所：茨城県土浦市
施工内容　：葺き替え工事
人工　　　：約５人


一言：
瓦棒屋根を解体し、コンパネ下地、ルーフィングを張り立平ロック屋根を施工しました。

立平ロックとは、縦葺き屋根の一種で、緩やかな勾配でよく使用されている屋根材です。
瓦棒屋根とは違って、心木を使用しないハゼ止め仕様のシンプルな仕上がりです。
勾配がある屋根に葺くこともできますが、緩やかな勾配の屋根に葺く事ができるのが最大の特徴です。


また、古くなった軒天の張替えも行いました。
下から家を見たときに、外壁から屋根が張り出している部分の裏側が軒天です。

軒天がないと、構造部分である垂木や野地板が露出してしまいます。
つまり外壁にかぶさるように設置されている軒天は、外壁を守る役割を果たします。

他にも通気をよくしたりと、安全で快適な生活に貢献する部分です。
なので軒が長いほどに結合部が守られるため、雨漏りのリスクは軽減するでしょう。

木材系素材は、経年による劣化で接着力が弱まって表層が剥がれることがあり、
10年以上経過してしまうと多くは塗装が難しくなってしまうため、張り替えや増張補修を行わなければなりません。

劣化や損傷の度合いがひどい・下地にまで大きな影響が出ているといった場合は、軒天の張り替えも検討しましょう。



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